ハーマンモデル理論/効き脳
Q1.「効き脳」とは何ですか?
Q2.「効き脳」「効き脳診断」の結果には、良し悪しなどはありますか?
Q3.「効き脳診断」の結果(=自分の効き脳/利き脳)は一生変わらないものですか?
Q4.効き脳/利き脳は、どのくらいの期間で変わるものですか?
Q5.「先天3割、後天7割」と言われていますが、これは「努力すれば7割の確率で効き脳/利き脳を変えることができる」という意味ですか?
Q6.ハーマンモデル理論の学術的/科学的な有効性を教えて下さい。
Q7.ハーマンモデル理論をベースとした「効き脳診断」と、他の様々な診断ツールのもっとも特徴的な違いは何ですか?
Q8.「利き脳」ではなく「効き脳」と表記する理由は何ですか?
Q9.「効き脳診断」はどのようなシーンで活用されていますか?
利き手や利き目などと同様に、脳にも、自然と機能しやすく使いやすい部分があります。 それが「効き脳/利き脳」です。「効き脳」がわかると、その人の考え方のクセや思考の好みがわかり、 言動の源泉が理解しやすくなります。単に、使いやすいから使う“利き”で終わらせることなく、 効果的に活用するために「“効き”脳」としています。
いいえ、効き脳には、優劣や良し悪しなどはありません。 利き手が右手でも左手でも能力に優劣がつけられないのと同様です。 ですから、「効き脳診断」は評価制度などへの活用はお勧めしておりません。
いいえ。脳はトレーニングによって年齢に関わらず、その能力を向上できることが分かっています。 ハーマンモデル理論では、「先天3割、後天7割」と言われ、環境やトレーニングによって効き脳/利き脳も変化しますので、 伴って「効き脳診断」結果も変わることは充分ありえます。
効き脳は環境の変化やトレーニングなどによって、おおむね半年以上で変化するといわれています。 しかし、取り組んでいる仕事や置かれているポジションや任務などによって効き脳の分布具合(思考特性)はもちろん、 変化するまでの期間も一定ではありません。半年以内で変わるケース、1年経っても変わらないケースもあります。 いずれにしても、効き脳/思考特性を変えることが目的ではなく、ある目的のために効き脳/思考特性を理解し、 うまく変化させることが大切です。
診断の結果、表される皆さんの効き脳/利き脳は、先天的な思考特性に基づく部分が約3割で、 残りの約7割は、置かれている環境やトレーニングによって形成された思考特性、 つまり後天的な要素に基づいて(影響されて)形作られているという意味です。 また、効き脳は「先天3割、後天(環境)7割」で決まりますが、定期的に診断した結果、変わらない部分が効き脳といえます。
ハーマンモデル理論の有効性は50を超える博士論文によって支持されています。
「効き脳診断」は、心理や行動に結びつく前の無意識に起こる脳の反応(第一感情)をベースに診断・分析をしています。 このため心理学や行動学などに基づく他の多くの診断と異なり、本人の心理に現れない無意識な行動を知ることができます。 したがって、設問も「回答の選択によって、ある程度、結果が予想できる」類のものではありませんので、 診断結果に対するご本人の高い納得性が特長です。
また、「効き脳診断」の診断結果は「良し悪し」を評価するものではありません。 他の多くの診断ツールでは、結果をご本人だけ(あるいは人事担当者だけ)にフィードバックされ、 職場の仲間同士で見せ合うことは避けてしまいがちです。
それに対し、「効き脳診断」は、診断結果をご本人だけでしまい込むのではなく、 むしろ職場の仲間と積極的に共有した方が、よりコミュニケーションの促進を図れるなどプラスの効果を生みます。
“誰も不幸にしないツール──”。それが、「効き脳診断」なのです。
ただ単に機能する”利く”ではなく、よい作用を及ぼす”効く”として位置づけているためです。 “効き脳”および“利き脳”はフォルティナ株式会社の登録商標です。
組織やチーム内では、人材採用や適性把握など新入社員の定着率向上や早期戦力化、 チームビルデイングや配置転換のシーンでは適材適所の実現やモチベーションアップなど、 職場の活性化や離職防止に活用頂いています。 個人では営業力アップ、マネジメント支援、キャリア開発などに活用頂いています。 また、マーケティングや販促ツールとしての実績もございますので、詳細はお問い合わせください。